タコエギのカスタムとか
タコエギは売られる状態だと
こういったシンプルなものなのだ🐹
もちろんこれでも普通によく釣れるし、トラブルも少ないのだ
でも釣り人っていうのは得てしてカスタムしたくなってしまうもの。
特にタコ釣りに関しては
目立ってなんぼっしょ!?ウェーイ!
という陽キャ思考がヨシとされているので、僕も多分にもれず派手目なカスタムをしているのだ。
とりあえずタコエギの基本は白!
むしろ白エギさえあれば後はどうにでもなるというくらい白が大事!
理由はタコ釣りは古の昔から白がマスターピース!そしてタコは色盲らしいので白が目立つだろうってことだけです。タコの好きな蟹のお腹も白いしね。
というか僕はルアーのカラーに関して懐疑的でほとんど意味無いんじゃないか?と思ってるのだ。
でもいくらメーカーの違うエギを使ったとしても白ばっかりだとさすがにマンネリ…
B'zさんも
繰り返しなんかぜんぜんないエギを使ってるはずだぜハニー♪
なのに今日もあのタコ海中で「毎日同じよ」とボヤきまくり♪
そう歌ってるように、白ばっかり使ってると
気がつけば僕もタコも麻痺状態、それじゃあわかりあえるはずもないのだ🐹
という事で気分転換的な意味で油性ペンで塗り塗りしていくのだ
これが結構楽しくて
気がついた時にはやり過ぎて白いエギが無くなっていました…
油性ペンでのカラーチェンジは現場でも出来るので、タックルボックスに何色か忍ばせておくといいかもしれません
今のところ唯一カラーによって反応が違うと思ってるイカメタルの時は油性ペン持って行ってるのだ
それとメジャーなカスタムにタコベイトカスタムがあるのだ
エギの頭にタコベイトをかぶせたり、テール部分に装着したりするんですが、このタコベイト
これが結構高いのだ🐹💢
大体5本入って400円くらい
ちなみに安物はゴムが硬過ぎでフワフワしにくいし、そもそもちゃんとカットされていなかったり、耐久性も無いからダメポヨピーナッツなのだ
そこで僕がやってるのが貧乏アングラーの味方、ダイソーさんのカラー輪ゴムと結束バンドを使った貧乏カスタム
ひとつまみくらいカラー輪ゴムを取り出して
輪ゴムに結束バンドを通します
そしてタコエギのカンナの付け根部分に固定
結束バンドをギュッと締めて飛び出した部分をカット
そして最後にハサミで輪ゴムを切ると
即席ラバースカートの出来上がり!
ちなみに輪ゴムは何色でもいいと思うのだ
なんなら白でもいいんですが、白ばっかりだと麻痺状態になるので気をつけて下さい。
耐久性は無いけどお金も掛からないのでボロくなってきたら交換するのだ
あと大事なのはタコビラ!
釣具屋に行くと
こういうのが売ってるのだ
これは
こういう感じでリーダーに付けて使う、言わば集魚装置なんだけど、正直これも高いし簡単に作れそう。
そしてこんな派手なのいるかぁ?って感じなのだ。
たまに見かけるのがタコベイトやキラキラのビニール、パーティ用のモールとかでゴッテゴテに装飾して
小林幸子みたいにしてる人もいるけど、個人的に幸子はやりすぎ!潮が早いと影響受けて根掛かりやおまつりの原因になるし感度も悪くなるのだ
という事で僕が自作してるタコビラはこれ
コンビニの袋!
色はもうやっぱり正義の白!
持ち手の部分をカットして四角くしてから
切り離さないようにこうやって縦に切り込みを入れていくのだ
4〜5枚を束ねて結んで
切り離すのだ
これをダイソーの布ガムテでリーダーと一緒に挟み込んで固定!
これで完成!
ヒラヒラの長さは15センチくらい、けど細かい事は関係無しでシェイクした時にヒラヒラすればいいのだ
何セットか作って適当なパッケージに入れておくのだ🐹
ロッドにセットするとこんな感じ
これは釣れる!今にも畳の隙間からタコが飛び出してきそうなのだ!
でも、こんだけ説明しといてアレなんですが
1番効くのはやっぱり餌なんですよ、奥さん。
(言っちまった)
タコエギに豚の脂身を針金で巻いてとめる。
これだけでもう最強最悪のタコエギの出来上がりな訳です
前回僕がタコ釣った時も
ばっちり豚脂!
エギなんかノーカスタムですからね
むしろ豚脂使うときはタコベイトとか輪ゴムのスカートとか邪魔!
タコって最初に腕伸ばして腕の先でエギをまさぐるんですよ、痴漢みたいに。
何でも腕にも味覚を感じる器官があるとかないとか。
その時にタコベイトや輪ゴムのスカートなんか付けてるとかえって邪魔!
あと脂身がついてるとエギに乗った後に警戒しない!
タコっていうのは基本的にエロ親父ですからね
女(餌)とみるや飛びつくんです
でも飛びついて襲ってみたら
🐙「あれ!?これ生身やないやんけ!オリエント工業やん!アホくさ!」
こうなってしまうと スッと離れてしまう。
もちろん中学生くらいのタコなら
🐙「ドール!?そんなの関係ねぇ!」
とホールドしっぱなしなんですけど、これがちょっと世間にスレたエロタコ親父だと警戒して離れてしまう時がある。
そんな時に脂身がついてたらアナタ
単なるスレっからしのエロ親父だったはずのタコが
🐙「Everyday Everynight離したくはない」
こうなっちゃう訳ですから、これにはT-BOLANも真っ青ですよね、うん。
なんか自分で自分のブログを否定していくスタイルになってしまいましたが、タコを釣る時は豚の脂身が1番!肉屋で買えば1キロ300円くらいだし短冊にして使えばロストしない限り1度付けたのが1日持つし、環境にも優しい!
皆んなも豚の脂身をお忘れなくなのだ🐹
なぁにコラ!タココラ!ハム太郎!初のオフショアタコ釣りへ挑戦!
僕はタコ釣りというのはオカッパリでしかやった事無かったんですが6月の末日、いっちょ船からもやってみっか!と思って初めて船タコをやったのだ🐹
オカッパリでは足で稼ぐ釣り。それこそ訪問販売のように
「すみません、ちょっとお話いいですか?」
と手当たり次第タコが居そうなポイントにタコエギをブッ込んで
今だけ!お得!と手練手管使ってタコを誘うんですが、船からのタコ釣りというと、オカッパリと違ってポイントには勝手に連れて行ってくれる訳です、言ってみればルート営業みたいなもんですよね。
船長の合図で仕掛けをドボン!後はサンバダンサーのお姉さんがおっぱいをゆっさゆっさやるイメージで
タコベイトとかでゴリゴリに装飾したタコエギを踊らせてると、エロ親父と化したタコが飛びついてくるお気楽な釣りだと思ってたのだ🐹
でも実際は違った…
その日は
「初めて乗る船だし集合時間の30分前に行くのだ!🐹」
という感じで船着場に到着。
そしたらもう駐車場が無いんですよ!
少しウロウロしてたら船宿の人らしき方がみえたので
「今日予約してるハム太郎ですけど車はどこに止めるのだ?🐹」
と聞いたら、あっち!ってな感じでほとんど草むらじゃねーか!という場所を指定され
車を止めて準備してたら
プゥ〜ン!
かっ 痒い!痒い!
よく見ると藪蚊がめちゃくちゃいる!
もうね、烈火の如き勢いで血を吸いにくる蚊の大群ですよ!
露出してる箇所をボコボコに刺されて、クーラーボックスとタックルを抱えてダッシュで船へ。
釣り座は早い者勝ちのシステム。
ところが船に乗ったらほとんど場所取られてる!
嘘やろ?かなり早く来たつもりなのに!!
しかも荷物やロッドが結構アバウトに置いてあるので、スペースが空いてるのが分かりにくい状況。
胴やトモはいっぱいだな、ミヨシは荷物置いてないみたいだしミヨシ行くか
そう思ってタックル一式抱えてヒーヒー言いながらミヨシへ
そこで荷物置いてたらオッサン達が
「おうコラ、ハム。お前誰に断ってそこ入っとるんじゃ!そこはなぁ、お前がハナタレのガキの時分からワシらの席なんじゃ!あぁ?コラ!」
「ひいっ💦めっ 迷惑でしたか?🐹」
「迷惑もハローワークもあるかいボケェ!」
そんなやりとりがあったりなかったりして、やっと来た船長に
「席がないんですがどこ入ったらいいのだ?🐹(涙声)」
と泣きついてなんとか席を確保
よく見ると皆さんタックルはワンセットのみ
クーラーも20リットルくらいの小さいやつ
僕はというとタックル2セット、バケットマウスにクーラーボックスもイグローの50リットルのを持ってきてて明らかに1人だけ荷物が多い!
周りからも
という目で見られてましたね、えぇ
この時点でもうかなり疲れてて正直
となっていたんですが、ここまで来て引き返すなんてことは釣り師の名折れ
指定された極狭のスペースで釣りを開始したのだ🐹
そこで始まってすぐ気付く異変
それぞれの釣り座には釣ったタコを入れとく桶があるんですが、何故か僕の釣り座には無い…
船長に、桶無いんですが…と言ったら
「船のどっかにあるから!」
と軽く怒られる始末
満船で混み混みの船内を
スミマセン、通りマス、スミマセン…
と桶を探して歩いたんですが見つかったのは無残に割れた、これゴミだろー?って感じの桶。
船長にそれを伝えると
「じゃあこれ使って!」
渡されたのは
子供が砂場で使うようなちーちゃな蛍光色のバケツ!
おいおい!用意しとけよボケェ!という気持ちをグッと堪えているとポイントへ到着
タックルは
ロッド:ヴァデル60MHB
リール:15キャタリナ
PE:3号
リーダー:フロロ8号
オモリ:30号
これにスナップでタコエギを2〜3個付けて狙うのだ
船長「こっからやります水深7メートル、投げれる人は少し投げていいですよ」
よし!第1投いきまーす!と思ってタコエギを投入しようとしたら
ドカッ!ガチャガチャ!
いきなり真横に飛んでくるタコエギと30号のオモリ!
隣のジジイ「あーベール返すの忘れとったわぁー!ガハハッ!」
危ねぇ!!マジであぶねぇーよ!!💦
そしてその後も定期的に繰り返されるベール返し忘れによるジジイの攻撃を
なんとかかわしながら必死にエギをシェイク!シェイク!
朝マヅメの時にパタパタと釣れたけどその後全く釣れなくなり、ポイント移動などもありましたが全くダメ。船中アベレージが5杯くらい、坊主の人もいました。
かろうじて釣れた6杯のタコ
サイズは1キロ〜200gとバラバラ
なるほどねぇ、確かにこのバケツで十分なのだ🐹
と妙に納得して帰宅したハム太郎。
初戦から非常に厳しい戦いを強いられたんですが、そういう状況からの方が学ぶことは多い。
今回の教訓
•めちゃくちゃ混むから1時間前に行く!
•タックルは最小限!
•クーラーボックスは25リットルでいい!
•もうこの船宿は使わねぇ!!!